古くから食用や薬用として様々な用途に使用されてきたハーブの代表格。正式名称はセイヨウハッカでシソ科の植物です。今でも歯磨き粉やガムなどに使用され、身近な存在ですよね。そんなペパーミントの香りは、スーっとした清涼感の中にほのかな甘みがあるのが特徴です。
古くから万能薬として使用されてきたペパーミントはアロマの中でも香りが強く、肌への刺激も強いので、妊娠中の方・お肌の弱い方は使用の際に気をつけて下さい。
心理的効果
精神安定作用
ペパーミントに含まれるメントールは、イライラや緊張などのストレスを緩和する作用が期待できます。ペパーミント自体の香りが苦手な方は柑橘系やウッディ系のアロマと一緒に嗅ぐのがおすすめ。
集中力アップ
スッとした爽やかな香りが脳の働きを活性化し、頭の中もスッキリしてくれます。なんとなく集中できない時にガムを噛む方も多いと思いますが、まさにこれがその効果!メントールの香りが頭を整理してくれるので、知らぬ間にリフレッシュ効果も期待できちゃうんです。
肉体的効果
痛み止め
ペパーミントに多く含まれる、ℓ-メントールは緊張が原因の頭痛や筋肉の痛みを緩和する効果があると言われています。また、メントールは脳に直接作用するため、歯などの神経系の痛み止めにも効果的とされています。
虫よけ効果
独特な香りが特徴のペパーミントは、ゴキブリや蚊、アリなどの防虫効果も期待できます。
その効果は市販の防虫剤にも使用されているほど。
ペパーミントの精油は刺激が強いので、直接肌に塗るのではなく、空気中にスプレーするのが効果的です。