グリーン調のやさしい香りと、スッとした清涼感のある香りが特徴のティーツリー。
イギリス人探検家のキャプテン・クックがオーストラリアを探索した際に、先住民がその葉を煎じてお茶代わりに飲んでいたことから「ティーツリー」と呼ばれるようになったそうです。また、何層にも重なった樹皮が紙のようにペラペラと剥がれる姿から、「ペーパーバーク・トゥリー」とも呼ばれています。細い葉が特徴で、初夏には白やピンク色のふわふわした羽毛のような花を咲かせます。
そんなティーツリーは、何千年もの間、オーストラリアの先住民族であるアボリジニから万能な常備薬として、神聖な守り神の木として大切にされてきました。現在でもちょっとした怪我の消毒や、かゆみ止めとして使用されているんだとか。
桁外れな抗菌・抗ウイルス作用があると言われるティーツリーは、風邪のひきやすい季節や、お肌の調子が悪い時、気持ちをスッキリとさせたいときにおすすめです。
心への作用
気持ちが沈んでいるときに
沈んだ気持ちを引き上げてくれ、ポジティブになるための手助けをしてくれると言われています。
不安を和らげ、モヤモヤした気持ちをスッキリさせてくれるそうです。壁にぶち当たったとき、壁を乗り越えなくてはいけないとき、状況を打破したいときに使ってみてください。
やる気を出したいときに
なんだかやる気が出ない、無気力だと感じるときにティーツリーの香りを嗅ぐと、その爽やかなフレッシュな香りが気持ちを後押ししてくれます。ぼんやりとした頭をシャキッとさせてくれるので、集中したいときにも良いでしょう。
身体への作用
風邪気味のときに
優れた抗菌・抗ウイルス作用があるとされるティーツリーは、風邪、気管支炎、インフルエンザなどの様々な感染症に良いと言われています。体調が優れないときに使ってみるのも良いかもしれません。また、花粉症にも良いとされているので、予防したいときにもおすすめですよ。
お肌の調子が悪い時に
ティーツリーは、肌荒れしていてお肌の調子が悪いときにもピッタリなんだとか。実際に肌トラブル用のケアクリームなどの商品もあり、女性からの人気が非常に高いんです。自然のチカラでお肌の調子を整えることが出来たら嬉しいですよね。