秋のイベントとして人気のハロウィン。
最近ではハロウィンの時期になると、仮装して街中を歩く人がたくさんいたり、SNSではハロウィンパーティーなどを楽しんでいたりする様子がよく見られますよね。数年前から年々人気を増しているハロウィンは、クリスマスやお正月と並ぶくらい、大きな行事の1つになってきています。
そんなハロウィンですが、実はアロマと深い関係にあることを知っていますか?
もともとハロウィンは古代ケルト人たちの秋の収穫を祝うお祭りが起源とされています。
11月1日が新年とされていたこの時代、大晦日である10月31日はご先祖様の霊が戻ってくるとともに、魔女や悪霊も一緒に来て、作物や子どもに悪い影響を及ぼすと恐れられていました。そこで人々は悪霊たちを追い払うため、秋の収穫祭と同時に仮装や魔除けの焚き火を行ったんだとか。
その魔除けの焚き火こそ、アロマと深い関係があるんです。
魔除けの焚き火に使われていたと言われているのは、ローズマリーやジュニパー、ラベンダーなど、アロマにも良く使われる植物たち。魔除けや邪気払い・浄化の効果があるとされています。
そんなハロウィンの時期にピッタリな効能を持つ植物のアロマですが、現代では、カボチャをくり抜いて作ったジャックオーランタンの中にアロマキャンドルを入れたり、ハロウィンパーティーのときに気分が上がるようなアロマを焚いてみたり…と、様々な使い道があります。
ハロウィンをもっと楽しむために、雰囲気作りにこだわりたい方にはピッタリですよね。
では、ハロウィンにおすすめのアロマってどんなものがあるのか、早速見てみましょう!
魔除けや浄化をしてくれたり、気分が明るくなったり、お菓子みたいな甘い香りだったり、ハロウィンにピッタリな雰囲気を作ってくれるアロマたち。
1種類の香りでも良いですが、相性の良いアロマとブレンドするとさらに楽しむことができます。
■ジュニパーベリー
爽やかで少し甘みのあるウッディー調の、ヒノキと似た香りを持っています。
洋酒のジンの香り付けに使われていることで有名ですが、男性用香水の原料としても使われています。また、昔から魔除けとして、葉や枝をドアに吊るしたり、香として焚いたりもしていました。
■ラベンダー
フローラルで甘い香りはアロマの王様としてふさわしく、アロマセラピーという言葉が生まれたきっかけのアロマでもあります。万能ハーブとして、また、浄化作用がある花として昔から親しまれてきたラベンダー。ラテン語で「洗う」を意味する「LAVARE」がその語源とされています。
■ローズマリー
スーッとしたハーブ特有の強い香りが特徴のローズマリーは、悪魔を寄せ付けない力を持つ植物とされていました。細胞の老化を防止する抗酸化作用があることから「若返りのハーブ」とも呼ばれているんだとか。また、変わらぬ愛を意味し、結婚式などの祝福事でも使われるそうですよ。
■魔除けブレンド
・ジュニパーベリー2滴+ローズマリー2滴+ミルラ1滴
■浄化ブレンド
・ラベンダー2滴+レモン1滴