6年前に会社員を辞めて千葉県佐倉市でヨガスタジオを始めた唐木雅徳さんは、「アロマベラ」シリーズの香りをヨガに取り入れています。ヨガと香りの切っても切れない関係について、お話を伺いました。
唐木雅徳さんは、会社員だった頃から、週末は「NPO法人みらいじま」で、東京から200キロ離れた伊豆諸島のひとつ、御蔵島で野生イルカと泳ぐエコツアーのボランティアスタッフとして参加しています。
「エコツアーでは大人から子供達まで野生イルカ達と一緒に泳いで頂いています。野生イルカ達と泳ぐ装備はシュノーケリング(ゴーグル、シュノーケル、フィン)で海中に潜る際は息を止めて潜ります。私達のカラダの中で酸素を一番消費するのが脳と言われています。そこでヨガが活用されることとなります。フリーダイビングを行う人もヨガをトレーニングに活用していますが、心身をヨガで学んで無の状態に近づける事で酸素の消費を抑え長く息を止める事が可能となります。」
ヨガのときのように「無」になれると、いいことがたくさんありそう。
「イルカと長く海中で遊べますよね。それに、息を止めようと頑張らなくても、ゆったりとその場に心地よくいられる様になります。」
唐木さんの役割は、自分が楽しむことよりも、人に楽しんでもらうこと。
「子どもから大人まで、一般の人を連れていきますから、初めての人は興奮して溺れそうになったりすることもあります。だからその様子を見守り、イルカ達と楽しく泳ぐアドバイスをすることが、僕の役割です。」
ヨガで培うゆったりと安定した精神力で、唐木さんはさらに海の仕事にも勤しめるようになったようです。
miroku yoga studioは、里山の緑が広がる気持ちのよい空間。
「ここをみつけたとき、里山に残る緑豊かな雑木林、この景色がいいなと。」
マットが8枚置ける広さ。窓を開け放すと、心地よい空気が抜けていきます。
ここで唐木さんの「ハタヨガ」を中心に、時には他の先生のワークショップが開かれることも。
「ハタとは「太陽と月」「陽と陰」「精神性と生命力」の意味。一番ベーシックなヨガで、全身を能動的に使って心地よく呼吸してココロとカラダの調和を導いていきます。」