柑橘系の爽やかさとほんのり甘い香りが特徴のベルガモット。 紅茶アールグレイの香りと聞くとその香りは想像しやすいかもしれません。 実は、ベルガモットには2種類あり、ライムのような見た目のミカン科のベルガモットと 彼岸花のような見た目のシソ科のベルガモットがあります。 ミカン科の方はアロマテラピーや香水の原料として多く使われています。 一方シソ科の方は実は別物で、ベルガモットの香りにとても似ていることから その名が付きました。こちらはベルガモットにミントをプラスしたような香りで、 ハーブティーとして使用されています。
心理的効果
メンタル面の鎮静効果
数多くある香りの中でも、強力な鎮静作用があるベルガモット。 怒りやストレスなどの負の感情を和らげリフレッシュへと導いてくれます。 不安やうつ、また不眠にも有効と言われています。
高揚作用
鎮静効果もありますが、気分の高揚効果もあります。 情緒が不安定な時や気持ちが落ち込んでいるときは元気を与えてくれる効果が期待できます。
肉体的効果
冷えの緩和
ベルガモットの成分の1つであるリモネンは血流を活性化させ、血液循環を高めることで 知られています。これからの寒い季節、女性にとっては強い味方になる効果ですね。
抗菌効果
日本ではまだあまり知られていませんが、アメリカやフランスではその抗菌効果はお墨付き。 風邪の引き始めや予防のため、抗生物質などの薬代わりに家庭で使われています。
消化促進・整腸作用
消化を促進させたり、胃の不調を和らげる効果があります。 また大腸に働きかけ、腸内に溜まったガスを体外に排出する効果があると言われています。