さわやかでほんのり甘い香りが特徴のラベンダーは万人受けする香りの代表格。
アロマだけでなく香水や芳香剤、柔軟剤などにも多く使用されています。
最初から香りが立ち、時間が経ってもほのかに香りが長続きするのも身近な香り製品に使用される理由のひとつ。
そんなラベンダーには様々は作用があり、現在確認されているだけでも150種類以上あります。
「洗う」という意味のラテン語「ラワーレ」が語源のラベンダーは古来より傷口の洗浄や沐浴に使用されてきました。
その万人受けする香りと様々な作用から、アロマテラピー界では「とりあえずラベンダー」「迷ったらラベンダー」などと言われているほど信頼されている香りです。
心理的効果
精神鎮静作用
不安や緊張などによるストレスやイライラして乱れている精神を鎮静してくれる作用があります。副交感神経を優位にしてくれるラベンダーの香りは、神経を安定させ、緊張がゆるむことから血圧の低下・痙攣を和らげてくれると言われています。ストレスを感じやすい方や感情の浮き沈みが激しい方には特におすすめです。
リラックス効果
優れたリラックス効果のあるラベンダーは、睡眠前のハーブティーやハーブピローとして使用されることも。心身ともにリラックスすることで質の良い睡眠を促してくれます。ベッドに入ってからもスマホを触ってしまう、なかなか寝付けられないという方におすすめ。
肉体的効果
鎮痛・鎮静作用
精神的な鎮静もそうですが、ストレスや緊張からくる頭痛や高血圧にもいいと言われているラベンダー。その他、筋肉痛、傷、胃などの痛みにも効果的と言われています。
抗炎症・殺菌作用
抗炎症や殺菌作用は傷の治りを早めてくれる効果も。かすり傷ややけどなど、軽度の傷に効果的で、治るスピードだけでなく痛みを和らげ、傷跡もできにくくしてくれるそう。まさに万能薬ですね。