ローズは紀元前7世紀よりも前から多くの女性に愛され、「花の女王」とも呼ばれています。
クレオパトラやマリー・アントワネット、ナポレオン皇妃のジョゼフィーヌなど、歴史上の美女たちにも幅広く愛されていました。
当時は香水としてではなく、お風呂に入れたりスキンケア、香油などとして使われていたようです。また効能の多さから民間薬としても役立っていました。
ローズのエッセンシャルオイルには、生産方法が違うローズ・オットーとローズ・アブソリュートの2種類があります。
アブソリュートは濃厚で華やかなバラの花そのもののような香り。オットーは、エレガントで複合的な香りでより希少で高価なものとされています。
オットーの生成方法の方が肌に使う場合などには安心度が高いようです。
・リラックス効果
リラックス効果がある香りで有名なラベンダーと比べても3~4倍の鎮静効果があるんだとか。ストレスの軽減により、肌の新陳代謝にまで影響するとも言われるほどのパワーがあります。
・美肌効果
美肌を作る香りの中でも、ローズが最も高い効果をもたらすと言われています。
肌の炎症を抑えたり、ニキビにも効果があります。1番の特徴は、皮膚のバリア機能を正常にすることで、老化や敏感肌、乾燥肌の方に特に有効です。抗菌作用や皮膚弾力回復作用などもあるので、アンチエイジングケアにおすすめです。
・ホルモンバランスを整えてくれる
ホルモンバランスが整うと、生理不順やPMS、更年期障害、肌荒れなどの改善が期待されます。精神面からくる高血圧や動悸にも効果があります。通経作用があるので、妊娠中の方は使用を控えてくださいね。
・胃腸の働きを整える
胃腸の調子を整えることで、肌荒れなどの改善にもつながります。
消化を促すことで便秘解消にも期待できるのだそう。
・幸福感をもたらしてくれる
ローズのエレガントで甘い香りは、心身が疲れた時や悲しくなった時、さみしくなった時に
かぐと前向きな気持ちになり、幸福感を取り戻してくれると言われています。