ジュニパーはヒノキ科の常緑針葉樹で、黄色い花と緑や青の果実をつける植物のこと。あまり聞きなれない名前かもしれませんが、人間が最初に利用した植物の一つと言われていて、日本ではセイヨウネズと呼ばれています。北アメリカ、アジア、ヨーロッパなどで多く自生している植物です。
そんなジュニパーはリキュールの「ジン」の香り付けとして重要な成分。「ジン」という名は、この木のフランス語名であるジュニパー・ベリー(Juniper Berry)に由来しています。私たちにとって嬉しい働きがとても多く、様々な場面で使われることが多いんですよ。
ジュニパーの主な特徴は利尿と解毒作用と言われていて、殺菌消毒剤として病院で使われていたんだとか。その他にも精油やハーブティー、料理のスパイスなど様々なシーンで用いられています。
また、古くから魔除けや宗教儀式の際に使われており、浄化に優れた植物でもあるのです。デオトラント効果で体臭を抑えてくれる効果までもあるとされ、順応力に優れたアロマの代名詞といっても過言ではないでしょう。
心への作用
不安なとき、リラックスしたいときに
ジュニパー独特の甘さと苦みを含んだウッディー調の香りは、精神を落ち着かせてくれると言われています。リラックスしたいときや、ほっとしたいときにはジュニパーの香りを嗅いで、気持ちを切り替えてみてください。きっと前向きな気持ちになるはずです。
集中力を高めたいときに
ヒノキ科のジュニパーはまさしく木の香りのため、森林浴のような気分になれるそう。なんだかモヤモヤ仕事や勉強が上手くいかない、集中できないときにピッタリの香りでしょう。
体への作用
ダイエットをしているときに
ジュニパーにはデトックス効果があるとされ、体に溜まった毒素を外に出してくれるんだとか。また、食欲を正常にしてくれるとも言われ、ダイエットをしている方にオススメです。
お肌の状態が気になるときに
皮脂を抑え、ニキビの予防に良いとされているジュニパー。肌荒れが気になるときや、むくみが気になるときに使うと良いでしょう。ヘアケアとしても優秀と言われているので、全身のケアができそうですね、