マラソン、ジョギング、ランニング…気軽に始められるスポーツとして”走る”ことを習慣としている人が増えています。そんな中、いま注目されているのが”アロマラン”。
健康のため、美容のため、体力維持のため、スポーツにはたくさんの魅力がありますが、スポーツ×アロマという形で運動と嗅覚を組み合わせることで、さらにスポーツが魅力的なものになります。香りがスポーツシーンにおいて、いい効果をもたらすことは既に海外では常識。
日本でも、スポーツシーンにおいて香りがもたらす効果に着目したランイベントが開催されています。癒しスポットとして近年注目が集まっている東京都豊洲で、”香り”が配備された夜のマラソンコースを駆け抜けるというもので、アロマキャンドルの淡い光と艶やかな香りに包まれながらマラソンを楽しめます。2015年に第1回、2016年に第2回が開催されているマラソンイベント「アロマラン」(Aroma Run)ですが、アスリートやモデル、タレントなども参加するなど、注目度は高くなっています。
アロマランのイベントに参加するのも素敵ですが、毎日のランニング・ジョギングでも簡単にアロマを取り入れることができます。「運動にアロマを取り入れている人ほど見た目年齢が若い」「アロマを取り入れている人は運動継続率が高い」といった調査結果(AEAJ40代女性の「運動にアロマ」意識・実態調査(2014))も出ており、ますますスポーツ×アロマの注目度は高まっていきそうですね。
ランニングウェアにアロマの香りを纏ってみる、ボディケアにアロマオイルを取り入れてみるなど、簡単にできるところからアロマランを始めてみませんか?
近年、アロマを取り入れたスポーツ・ケアが急速に普及しています。スポーツアロマという言葉も聞かれるようになりました。日本では、まだまだスポーツの世界にアロマセラピーを取り入れているというのは、あまり知られていませんが、実際、シドニーオリンピックやアテネオリンピックでも取り入れられていましたし、過酷な自転車レースで知られる「ツールドフランス」ではかなり以前より選手の肉体的、精神的なコンディショニングのために利用されている話は有名です。
日本でも、Jリーグのあるチームでは、試合の前にメンタル面に働きかけ、闘争心を高めるために、ジュニパーの香りを香らせ、試合後には、リラックスさせる香りを更衣室に香らすなど、スポーツアロマを取り入れているようです。欧米では各選手におかかえのアロマセラピストにトリートメントを施してもらうとともに、ストレッチと同じくらい重要視しているのが、アロマオイルでセルフケアをすることだと考えられています。
スポーツ前後にアロマを取り入れたセルフケアをしてみてはいかがですか?
「アロマオイルを効果的にセルフケアに取り入れることによって、マッサージの特別な技術を持ちえなくてもアロマオイルを利用することにより、翌日からまた元気に頑張れる体を取り戻します。アロマオイルを取り入れることにより、可能な限り自分で自分の身体のケアをすることが可能になるのです。レースや日ごろの練習を重ねていくと、疲労の蓄積が原因で、怪我に至ってしまうことも少なくありません。一流選手のようにプロによるマッサージなどを頻繁に受けることはなかなかできません。そんな時にこそ、アロマオイルを使ったセルフケアが有用な方法になり、スポーツ前後の身体作りのお手伝いをしてくれます。是非アロマオイルのセルフケアを取り入れて、健康的で怪我のないスポーツライフを楽しんでください。」
スポーツ前のウォーミングアップにアロマオイルでマッサージをして頂くと、何もしない状態でスポーツを始めるよりも、短時間で筋肉を温めしなやかにしてくれたり、動きやすい状態にしてくれたり、疲れが溜まりにくい状態の手助けになります。スポーツ前の準備体操の前にアロマオイルを擦り込むことで、より短時間で効果的なウォーミングアップが可能になり、障害予防にも役立ちます。
スポーツをした後の身体疲労の回復、筋肉痛の緩和は需要な課題です。休息を取ればやがて回復すると思わがちですが、過度に疲労が溜まってしまった身体をそのまま放置してしまうと、筋肉が硬直したり、怪我の原因にもなりかねません。アロマオイルのセルフケアで短時間に効果的な回復を目指しましょう。