2023年は、変化をいかに楽しむか。そして、うさぎ年は恋愛、多産の流れもあるそうです。
「私はうさぎを長年飼っているんですが、うさぎはものすごく多産です。飼い始めてすぐ、一度だけと思い、生後半年どうしに出産させたら、8匹も生まれてしまったんです。友人たちみんながもらってくれて、1匹だけ残して、3匹で仲良く暮らそうね、と言っていたら、1ヶ月後にまた6匹生まれました!!(笑)。本当にあっという間に増えるので、しっかりケアしないと大変だと学びました。でもそんなふうに繁殖力の強いうさぎにあやかって、種まきをする年と考えるといいですよ。卯は春の季節を表すので、ぽかぽかと春のような気持ちを忘れずに。本当に花を見にいくのもいいし、SNSのような小さなきっかけも大きな何かになるかもしれない」
春の色ということで、全体のラッキーカラーは、緑と赤。
「緑は牡牛座の色、赤は牡羊座の色。そして癸はブルーです」
全員の幸運の香りもあるようです。
「香りは、落ち着く香りがいいので、2023年の「井宿」の香りであるサンダルウッドはおすすめです。27宿別の幸運のアロマも占いましたが、香りは好き好きもあるので、縛られなくてもいいですよ。ただ、使ってみたことがなかったら『私の宿の幸運の香りだから、使ってみようか』という感じで、生活に取り入れてもらえたら。香りは一瞬で気持ちを変えてくれますからね。香りを変えるって、いつでもできる開運行動だし。開運の一番のポイントは、気分転換ですよ。心を切り替えていくことで、乗り越えていける。香りを味わう行動は、浮かれすぎず、物事をしっかり考えることにもつながります」
玉子さん自身は、2023年をどんなふうに過ごされるのでしょうか。
「井宿は、井戸ですから、何かを深堀りすることも開運行動なんですね。だから、古いデータや本など、ゆっくり整理したいです。何もかも捨てるのではなく、新たに深掘りするものは残して。勉強、学びというアクションは大事な年なので、私が習得したいのは、ミシン。洋裁ができたら、リフォームに挑戦したいんです。集中しすぎて仕事ができなくなっちゃうから、これまで封印していた刺繍や編み物もいいかな」
未来を語るときの玉子さんは、仮面の奥の大きな瞳が輝きます。そんなふうに前向きにやりたいことを見極めつつ、じっくり取捨選択する2023年。
自分の「宿」を調べて、ぜひ開運行動をしてください。