終わるものと始まるもの。それは一人ひとりのなかにもあるものでしょう。しかし「変化が怖い」と思う人もたくさんいそう。
「変化が怖いというのは、今が幸せであるということですね。今がよくなければ、変化していく方がいいのだし。どういうことかというと、変わり目というのは、いろんなことを変えられるチャンスでもあるということなんです。変わっていくことを楽しむ。自分で未来を切り開いていく。そういう発想に転換できる人に、幸運はやってくるんです」
具体的にどんなものが変わっていくのか。すでにその変化は着実に目に見えることにも表れているようです。
「西洋占星術では、2018年ごろから改革の星が牡牛座に入っています。そして2023年5月17日から牡牛座に木星も入る。牡牛座は食物とか生きていくために必要な物質を象徴していて、経済もその一つ。昨今、どんどん電子マネー化が進んでいますよね。だから、昭和の頃はステイタスだった長財布も、もう古いのかもしれない。財布の色で金運をあげるというような風水がありましたが、携帯ケースをその色に置き換えてもいいのかもしれませんよね」
食べるもの、着るものも、確かに変化しています。
「洋服の素材が変わっていったり、代替肉が現れたり。そういうことは2023年後半にさらに増えてくるでしょう。変わっていくことを嘆くのではなく、発想を変える。それが私が占いをやる理由でもあるんです。だって、占いでは運気は毎日変わっていく。だから落ち込まずに、気持ちを切り替えていく。占いはそういうふうに使って欲しいんですよ!」。