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今かぐわしき人々 第203回
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    第203回:K4(ボーカル・グループ)

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ロックバラード、ポップス、オペラ…4人それぞれの個性を
「ADULT K-POP」という新ジャンルで一つのハーモニーに

 K-popと呼ばれる韓流のムーブメントは日本にもすっかり定着した感があります。
 そのなかでもさらにいくつかのジャンルに分かれ、それぞれに進化しているようです。
トロット、“韓国歌謡”とも呼ばれる懐かしめのポップスもその一つ。
 『ハロートロット』という現地の番組のオーディションで出会った4人が結成したK4が
先ごろ、日本でもデビューを果たしました。日本デビューにおいてK4は、昨今の歌って踊ってクールなK-popとは一線を画す、若い人だけでなく大人のリスナーにも幅広く多くの人に聴いて欲しいと“ADULT K-POP”という音楽スタイルを提唱しています。

それぞれに音楽的出自をもつ彼らの魅力に迫ります。

《1》レッドオーシャンの時代を迎えたK-popで、ADULT K-POPは新しいジャンル

 韓国では、トロットという音楽のジャンルが、幅広い世代に人気の様子。トロットを歌うシンガーの登竜門『ハロートロット』も注目のテレビ番組です。
 トロットとは、韓国の伝統的な歌唱法で、もともとは日本の歌謡曲・演歌のような位置付け。しかし、戦争後、いろんな音楽がミックスされ、ポップな要素が加味されたようです。
 そのオーディションを勝ち抜いた4人が結成したグループが、K4。
 2500人以上を指導したボーカルトレーナーで、ロックバラードが得意なキム・ヒョンミン。
 現役モデルで、学生時代はボウリング選手としても活躍していた、トロットが得意なオ・ジュジュ。
 ギター演奏もでき、ポップス全般をうたうリュ・フィリップ。
 ソウル大学声楽科を卒業し、オペラも歌えるチョ・ジュン。
 4人は、昨秋、日本で活動を始め、今年3月『Love Storm/Bye Bye Bye』で、正式にデビューしました。

「日本に来た最初の頃、路上でストリート・ライブをしたりもしました。当然ですが、知っている人は誰もいなかった。ちょっと恥ずかしいなと思いながら歌っていました。そのうち、一人、二人、と増えてきました。お客さんが一人のときも、たくさん集まってくれる今も、応援してくださる熱さは変わらない。嬉しいことです。昨日のイベントではCDは完売しました。家族連れや三世代で来てくださる方もいます。みんなでK4を好きになってくださることに感動します」(フィリップ)

「3歳の子どもがK4と一緒に歌ってくれました。今はK4の歌の種を蒔く時期。いい歌をつくって育てていきたい」(ヒョンミン)

「子どもがステージに駆け上がってきて、ジュン!と言いながら寄って来てくれました。K-popはもはやレッドオーシャンの時代だと思いますが、トロットを昇華したADULT K-POPは新しいジャンルなので、このチャンスを活かしたいと思っています。日本に半分住むくらいの気持ちで」(ジュン)

「僕はもともとトロットからのスタート。日本の歌もうたいますし、馴染みやすいと思います」(ジュジュ)

 意気込みのすごい4人。まずは自己紹介をしてもらいましょう。

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