ぷりあでぃす玲奈さんは、占いを始めて12年。もともとはただ占ってもらうのが大好きな女子でした。
「アミューズメントの一環というか、ちょっと遊園地に行くような感覚で『最近、占い 行ってないな、そろそろ占ってもらいたいな』というような。いろんな先生のところへ行っていて、飛び込みで行くよりは周りの友人に『あの占い師さんが、すごいらしいよ』と教えてもらって行っていました。ゲッターズ飯田さんのことも、そんなふうに 友人が教えてくれたのです」
ゲッターズ飯田さんは、当時から現在と変わらず縁があれば無料で占う、というスタイルでやっていて、共通の友人を通じてお願いしてみることに。
その後も、友人の集まり等で何度かお会いする機会があったのですが、あるとき「占いやってみる?」と言ってもらって教えていただくことになりました。
ただ、その時はまだ占いを仕事にできるとは思っていませんでした。
すぐにでも教えてくださいと前のめりな感じではなく、その時は好奇心だけで、占いが趣味や特技になるなという思いだったので、時間はかかってしまいましたが約1年かけてノートを作りました。素敵な人が周りにたくさんいて、ラッキーで生きているんだなと思います。昔、仕事をしていた出版社の人が連載をくださったりして、だんだん『私、占い師になるのか』と、心が決まっていったんです」
占いがくれた人生は、ぷりあでぃすさんを変えていきました。
「私自身、もとは割と人の好き嫌いが激しかったと思います。明らかに自分の味方になってくれる人としか付き合わないようなところがあった。でも、占いを続けることで、いろんな性格の人がそれぞれ一生懸命生きているんだということがわかるようになりました。苦手な人は相変わらずいるけれど、嫌だと思うことは減りました。変わった人だな、面白い人だな、と受け流せたり。旅行は行かないけど、お茶ぐらいならいいよ、という軽い人付き合いができるようになったのです」。
ファッションやメイクにも興味があり、それを占いに取り入れていくスタイルは、ぷりあでぃすさんならでは。
特に香りについては、自らを「匂いフェチ」というほどこだわっています。
「部屋ごとに違うアロマを香らせています。自分自身につける香水も、ここへ来る前に数えたら30本以上ありました」
香水は誰に合うのか、どんな目的でどこへ行くのかをしっかり考えるそう。もちろん、気分も大事。
「仕事に行くときはメンズの香りを使います。夜、人に会って食事に行くときは、お寿司屋さんは何もつけませんが、基本、甘い香り。絶対に今日は決めるぞ、というときは、DiorのAddict。
Addictは、ここ20年ぐらい使っています。一度廃盤になった時は、海外で買ってきて使っていました。友達はその香りで『あ、玲奈がきた』とわかるくらい(笑)」
ぷりあでぃすさんの香りへのこだわりはかなりのもの。それは、嗜みやファッションとしてだけではなく、香りが開運にもつながるものだから。
「香りは人や人との縁を引き寄せやすくするものなのです。開運にとって、香りはとても大事なんですよ」
そこで今回は、西洋占星術の星座を4つのグループにして、それぞれの2022年の開運の香りとラッキーカラーを教えてもらいましょう。