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スペシャルインタビュー「今、かぐわしき人々」
第13回：SINSKEさん（マリンビスト）
《3》今年はラジオとライブの連動を
今年はSINSKEさんにとって、新たなチャレンジが始まりました。それは、インターネットラジオ「OTTAVA」で、レギュラー番組をもったこと。そしてこの番組は、毎月の彼のライブ「Classical✳︎ Lovers」 と、連動しています。
「これまでのライブでは非常に早口でしゃべりがちだったのですが、このラジオを機にゆっくりしゃべることを心がけるようにしました。番組のなかでライブの音源を紹介したりもしているので、しゃべりの速度に差があると違和感があるでしょうから。それに、日曜のおやすみ前の時間だということもあり、ゆっくりと、言葉を選んで語りかけるようにしています。」
「Classical✳︎ Lovers」の内容はクラシックにはとどまらない様子。
「人々に本当に長く愛されている曲をClassicと定義して、ミュージカルナンバーや世界の民謡、ポップスのスタンダードなども取り入れています。皆さん、きっと知っている曲があるはず。マリンバの響きは夏は涼しく、冬は暖かいと言っていただけることがあります。木のもつオーガニック感が人の生態にフィットするのでしょう。ぜひ、ライブに足を運んでいただければと思います。」
８月はお誕生月でもあるSINSKEさん。いつも以上にのりにのった演奏を聴かせてくださることでしょう。
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SINSKE（しんすけ） プロフィール
3歳よりピアノを始め、13歳より打楽器を、20歳よりマリンバを演奏。
桐朋学園大学音楽学部打楽器科を首席で卒業し読売新人演奏会にて演奏後、ベルギー政府特別奨学金の資格を得て留学。ベルギーにてブリュッセル、アントワープ両王立音楽院、各打楽器科を首席で卒業。フランス・パリ市立音楽院のソロスペシャリゼーションコースを優秀な成績で終了。
卒業後6年間、欧州においてクラシック打楽器奏者、マリンバ奏者としてフリーランス活動を続ける中、ベルギー放送交響楽団等、オーケストラと協奏曲をソリストとして共演する他、多数の国際コンクールにて優秀な成績を収める。同時にマリンバでのソロコンサート活動をスタートし、これまでに欧米世界12カ国で演奏を行い、キューバ、ベルギー等から集まった打楽器奏者達とのアフリカ遠征＆&レコーディングや、2016年には和洋ユニット「藤原道山×SINSKE」でベルギー、フランス、ルクセンブルクにてツアーを行うなど海外での活動に精力的に取り組んでいる。
http://www.sinske.jp//
SINSKE マリンバコンサート「CLASSICALl✳︎LOVERS」
8/26（土）大塚・GRECO
9/23（土）中目黒・FJ's
11/12（日）兵庫・世良美術館
11/13（月）大阪・ザ・フェニックスホール
11/24（金）愛知・昭和文化小劇場
※10月～12月まで会場を変え都内にて開催します。
※その他、全国にて開催予定、随時ホームページ更新中です。
取材・文 森 綾
フレグラボ編集長。雑誌、新聞、webと媒体を問わず、またインタビュー歴2200人以上、コラム、エッセイ、小説とジャンルを問わずに書く。
近刊は短編小説集『白トリュフとウォッカのスパゲッティ』（スター出版）。小説には映画『音楽人』の原作となった『音楽人1988』など。
エッセイは『一流の女が私だけに教えてくれたこと』（マガジンハウス）など多数。
http://moriaya.jp
https://www.facebook.com/aya.mori1
撮影 ヒダキトモコ
https://hidaki.weebly.com
