花といえば香り。今道さんは写真展の会場でも、アロマのスプレーを時折使っています。
「みんなが入ってきたときに、ほんのり香る程度に。あとは視覚から花の香りを想像してもらえたら嬉しいですね」
束ねられた美しいバラたちを見ていると、本当に香ってきそうです。
花の香りに日々、満たされているからでしょうか。ご自身が一番落ち着くのは、ティーツリーやパチュリの香り。
「気持ちが落ち着く、瞑想できそうな香りが好きですね。自分でアロマを配合できるお店があって、そこで作ってみました」
もちろん、バラの香りは別格。
「良い香りのバラと出会うと、ああ、やっぱり花の女王だなあと思いますね。植物をテーマにもっていることで、歴史、いろんな暮らしや人の想いが見えてきます。色と香り、両方が相まって生まれるものがありますね」
さまざまなバラと出会い、その花の真髄を知っている今道さんが「女王」だと感じる香りはどんな芳香を放つのでしょうか。
花とともにある人生。彼女の花への想いを、花たちはきっと知っていて、極上の表情を見せてくれてるような気がします。
【Information URL】
① 今道しげみ 写真展
THE LIVING PHOTO -Shigemi Imamichi-
幸せな瞬間を美しく、感謝を伝える
ニコンプラザ大阪 THE GALLERY
御堂筋グランタワー17階
2022年7月28日(木)~8月10日(水)
開催時間 10:30~18:30(日曜休館・最終日は15:00まで)
https://www.nikon-image.com/activity/exhibition/thegallery/events/2022/20220628_tgt.html
② Instagram
https://www.instagram.com/livingphoto88/?hl=ja
③ LIVING PHOTO HP レッスン情報など
https://livingphoto.jp/
④ 展示写真の購入
LIVING PHOTO STORE
https://livingphoto.stores.jp/
⑤ ニコンカレッジ
https://recept.nikon-image.com/nikoncollege/TeacherDetailInit?teacherNo=66
取材・文 森 綾
フレグラボ編集長。雑誌、新聞、webと媒体を問わず、またインタビュー歴2200人以上、コラム、エッセイ、小説とジャンルを問わずに書く。
近刊は短編小説集『白トリュフとウォッカのスパゲッティ』(スター出版)。小説には映画『音楽人』の原作となった『音楽人1988』など。
エッセイは『一流の女が私だけに教えてくれたこと』(マガジンハウス)など多数。
http://moriaya.jp
https://www.facebook.com/aya.mori1
撮影 今道しげみ、中嶋柊太(人物)