しゃべってきたちわきさんと歌ってきたちわきさんを一度に楽しめるライブが2月2日に東京・丸の内コットンクラブで開催される。
ソロ活動40周年を記念したスペシャル・ライブだ。
「初めてコットンクラブで1日2ステージというのをやるんです。体力がいりますね。今、毎日スクワットをやっています! セットリストはシングルの数々を中心に、キラキラなポップです。ロックなところも。あと、私のキャリアにすごく大事だったお三方をゲストにお迎えして、途中、トークコーナーも入れながら。コットンクラブなので、ゆっくりお酒でも飲みながら、ふんわり楽しんでもらえるように。でも最後はちょっと盛り上がりたいかな」
2月14日には大阪公演も。
「なんばにあるYogibo HOLY MOUNTAINという割と新しい会場です。FM COCOLOとFM802のリスナーの方々がいっぱいきてくださるといいな。最近、好きな言葉はSOLD OUTなんです(笑)。よろしくお願いします!」。
楽しくやってきたとはいえ、たくさんの仕事を抱えながら走り続けてきた40年。体調管理も大切な要素だっただろう。
「私は30歳ぐらいから、アロマテラピーで体調を整えてきたんです。肌もあまり強くなかったので、ナチュラルな素材でエステをしてくれる先生にアロマテラピーでアトピーも治してもらいました」
今もバスタイムも、そのときに応じたアロマを使う。
「寒いし、熟睡もしたいこの季節は、ミルラとラベンダーを混ぜて。夏だとラベンダーとペパーミントでシャッキリしつつ落ち着きを。そうやって、季節ごとに香りを変えて体調を整えるようにしています」
街に出ても、香りにはとても敏感になる。
「ここ15年ぐらい、相撲ファンなので、鬢付け油の香りに反応してしまいます。最高に好きですね。あの甘い香り。飛行機の前の席に曙さんがいらしたことがあって、乗った瞬間、超いい香りがする〜と思ったら、曙さんだったんです!一人で興奮していて、降りるときに『ファンです』とご挨拶したら、『ありがとう。嬉しい』って言ってくださいました」
好き、という気持ちを隠さず、表現する。ちわきさんの歌やトークの素敵さには、そんな少女のような気持ちが潜んでいるような気がする。
「女の子のミーハー目線というものが、すごく面白いし、ある意味、音楽カルチャーを支えてきたと思うんですよ。小学生の頃から『ミュージックライフ』とか大好きで、音楽の何かと何かの間にいたかった。今も自分が歌うとか歌わないとか別にしても、音楽に関わる場所で生きていたいと思います」
ちわきさんの話す音源を聴いていると、抑揚が本当に音楽のよう。まるで歌っているように耳に入ってくるのだ。音楽を語り、それも歌のように聴こえる。それがちわきまゆみさんにしかできない表現にもなっている。

取材・文 森 綾
フレグラボ編集長。雑誌、新聞、webと媒体を問わず、またインタビュー歴2200人以上、コラム、エッセイ、小説とジャンルを問わずに書く。
近刊は短編小説集『白トリュフとウォッカのスパゲッティ』(スター出版)。小説には映画『音楽人』の原作となった『音楽人1988』など。
エッセイは『一流の女が私だけに教えてくれたこと』(マガジンハウス)など多数。
http://moriaya.jp
https://www.facebook.com/aya.mori1
撮影 萩庭桂太
1966年東京都生まれ。
広告、雑誌のカバーを中心にポートレートを得意とする。
写真集に浜崎あゆみの『URA AYU』(ワニブックス)、北乃きい『Free』(講談社)など。
公式ホームページ
https://keitahaginiwa.com